学校体育衣料の品質・取扱い等について、さまざまなお問い合わせをいただいています。
その中から良くご質問を受ける内容をご紹介いたします。
素材の特性をご理解の上、末長く学校体育衣料をご使用いただきますようお願い申し上げます。
- Q1 紺色のジャージと白いTシャツを一緒に洗濯したら、Tシャツに色が移ってしまった。
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- ●原因として考えられること
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- 濃色ものは、洗濯時に色落ち、変色することがあります。
- カラー物と白物を一緒に洗濯すると、白物に色が移ることがあります。
- ●お客様へのお願い
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カラー物と白物は別々に分けて洗濯をしてください。
濡れたままでカラー物と白物を一緒に放置しないでください。(着用後・洗濯後共に) 必ず「品質取扱い表示」をご確認の上、お取り扱いください。
商品自体についてる場合と、別にチラシや下札などで表示している場合があります。 綿衣類の濃色ものは色落ちがあるので、特に洗濯3回ぐらいまで他の衣類とは別に単独で洗ってください。
洗濯した後、濡れたまま放置すると他の衣類に移染することがあるので、長時間放置しないでください。
- Q2 どんどん毛玉が増えて困っています。
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- ●原因として考えられること
- ポリエステル/綿の混紡(特にニット製品)の場合、表面の綿糸とポリエステル糸が擦れや洗濯によってからまり、強いポリエステルのみが脱落せずに、毛玉として残ってしまいます。
- ●お客様へのお願い
- 乾燥機や洗濯機によって毛玉ができるのは避けられません。洗濯機で頻繁に洗濯をすると衣類は傷むので、洗濯ネットに入れて、弱水流にするなどの洗濯方法を工夫してください。(柔軟仕上げ剤の使用も有効です)
- Q3 早く乾かそうと乾燥機に入れたら縮んでしまいました。
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- ●原因として考えられること
- ニット製品は綿100%、ポリエステル/綿の混紡ともに乾燥機の使用で縮みます。特に綿100%は縮みやすく、注意が必要です。
- ●お客様へのお願い
- ニット製品には乾燥機を使用しないよう心がけてください。
- Q4 だんだん生地が薄くなってきました。
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- ●原因として考えられること
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- 洗濯時に、漂白剤使用で長時間漬け置きをした。
- 汗汚れがひどい状態で長時間放置した。
- 通学時のカバン着用で肩部分、また教室の机やイスの角でスレて、この部分が薄くなった。
- ●お客様へのお願い
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綿衣類の汚れは汗(水溶性)と皮脂(油溶性)の分泌が衣類に付着するものです。水溶性の汗は繊維に早く浸透し、油溶性の皮脂は擦れにより奥深く繊維に入り込み浸透します。汚れの中でも特に落ちにくいのはこの汗と皮脂です。この汚れが徐々に残って、特に白い衣類は黄ばんできます。この汚れを取るために漂白剤を使用する場合、使用する前に漂白剤の注意書きと衣類の取り扱い表示を十分確認してください。
「塩素系漂白剤の使用できない絵表示にご注意ください。(色柄物には酸素系漂白剤を)」漂白剤は衣類に直接ふりかけないで、30℃以下の水によく溶かしてから30分~2時間の漬け置きをします。これ以上の長時間漬け置きしないでください。
また、通学カバンの素材でザラザラした肩ベルトを使われていたり、机の角のザラついた個所やイスの背もたれとのスレによって綿脱落になり、肩・腰・腹部分などが薄くなります。特にご注意ください。
- Q5 カビが生えてしまいました。
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- ●原因として考えられること
- 汗などの汚れがひどく、そのまま長時間置いておくと、雑菌が繁殖し、変色のもととなるカビや、臭いニオイの原因となってしまいます。
- ●お客様へのお願い
- 汗で汚れたものは放置せず、すぐに洗濯してください。衣類を汚れたままで収納することは避け、収納前には必ず十分な洗濯をしてください。
- Q6 体育館ですべって穴があいてしまった。
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- ●原因として考えられること
- ポリエステルは約250℃で溶解します。体育館ですべった場合、床との摩擦熱は瞬間的に400~500℃になり、ポリエステルが溶解して穴があいてしまいます。
- ●お客様へのお願い
- 摩擦防融加工のものであれば、穴あきは少なくなりますが、万全ではありません。また、洗濯の度にその効力が落ちていきます。体育館での激しいスライディングなどは避けてください。
- ■その他の注意
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- マーク・プリント部分のアイロンかけはお避けください。
- プリント部分を強くもみ洗いすることはお避けください。
- ファスナーは閉め、ホックは止めて洗濯してください。